奈良葛城楽所雅遊会とは?

奈良葛城楽所雅遊会は、県内の雅楽奏者たちがそれぞれの技術を磨くため、1988年に設立されました。

現在は約20名の会員が雅楽を学び、雅楽をもっと身近に感じてもらおうと幼稚園や保育所、小学校で演奏会も行っています。

また、2016年には韓国の済州でも公演を行っています。

毎年5月14日に當麻寺で行われる練供養会式で奏楽を務めているのも実はわたしたち雅遊会です。

楽頭  竹村 隆信

奈良葛城楽所雅遊会の集合写真

雅楽とは?

雅楽は仏教とともに日本に伝わりました。
以来、現在にいたるまで宮中や数多くの寺社行事で奏され、近年では演奏会などで音楽としても親しまれるようになりました。

歴史的には、大宝令(701)で雅楽寮(うたまいのつかさ)が創設され楽人の育成、そして演奏がされました。

奈良時代になると舞楽が行われるようになりました。
奈良県では、桜井に百済から渡来したが味摩之(みまし)が子どもたちに伎楽を教えたところとされている土舞台があります。

雅楽の舞台の様子

世界最古の合奏音楽

また、710年に奈良に平城京がつくられ都が移されました。
752年東大寺大仏開眼供養会で歌舞音曲が奏され、日本の雅楽がますます盛んとなりました。このことは正倉院の御物によっても伺うことができます。

奈良はまさに雅楽のふるさとといえます。
雅楽の伝承は、1300余年を経た今日まで形を変えることなく綿々と受け継がれています。
現存する合奏音楽としては世界最古といわれており、その音楽的あるいは歴史的価値も高く評価されています。